男旅最終日
今回のメインである北斗星に息子と札幌から乗車した。
小生は半ば興奮状態だが、息子はいたって冷静。こりゃ恥ずかしい。
札幌駅で駅弁を購入し、車内でゆっくりと一杯飲みながらくつろぐ。車窓を楽しみながらいると、あっという間に夜。函館でホームに降りてデーデー切り離しのシーンを堪能し、眠りの体制に入った。
まあまあ眠れた感はあったが、そこは慣れない車内。熟睡とまではいかないが、これまでの中では眠れたほうかも。
530に起き、福島駅に到着、降りてカマを見ると514番だった。もちろんスナップする。
戻ると息子も起き出し、もう一つの目的でもある食堂車での朝食を利用するため、630開始と同時に向かう。運よくテーブルがひとつだけ空いていたのですんなり入れた。食後のコーヒーがいい景色を見ながら飲んだので、美味しく感じた。
海峡線内の遅れを引きずり、宇都宮場面で約30分の遅延となった。言わばこれも想定内、その分だけ車内で寝台列車の余韻に浸ることが出来るので好都合。
沿線にはカメラマンが多数。いつもはこの内のひとりだが、今日は撮られる側。少々違和感があるが悪くはない。
徐々に上野に近づくと寂しい気持ちになる。このままゆっくり走ってくれればいいのに、と思っていても北斗星は速くなることも遅くなることもなく淡々と進んでいく。
ハイケンスのセレナーデが流れると景色は尾久車セ、間もなく到着。遅スジから24分遅延の1029に14番線に到着した。これで男旅は終了。記念に撮影を、と先頭に向かうも人だかりでとても撮れる状態ではなかったので、この程度の画像で妥協し、撤収。
然程ブルートレインに乗車している回数は多くないが、やっぱりあの空気感はいい。それを息子にも体験させてあげられてよかった。今度は家族全員で行きたいが、いつ行けるか…廃止のタイムリミットも迫ってくるので、チャンスがあればもう一度乗車したい。
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