松戸へ
昨日は183系6+6両の鎌倉臨が運転されたが、家族仕業(娘の小学校の公開授業)のため出撃せず。今日は以前から気になっていた、旧塗装で運転されている新京成電鉄8000形8502Fが本年1月18日をもって引退されるとのことで、全く思い入れもなく、乗り鉄さえもしたことのない路線に行ってみようと思い、松戸に向かった。
もっとも全く何とも思わなかった訳ではなく、子供の頃に見た鉄道本の中に何度か登場し、その形や色が何処となく“タヌキ”に似ていて可愛い電車だな、という印象を持っていた。ふと訪れてみたくなり、ちょっと昔を想い出して行ってみることに。
撮影場所を選定するにあたり、アウトカーブポイントを条件に探すと、上本郷~松戸間が順光になりそうだったので迷わずチョイス。捕獲後はこちらもアウトカーブポイントで以前から気になるポイント、常磐線北松戸~馬橋間に立寄ることにする(これだけアウトカーブの撮影が続くと、意地でもそこでしか撮らないようにしようかな、と真面目に考えている…)。
自宅を630に出撃し、関越&外環を使ってあっという間に着いてしまい、730にはセッティング完了。
目撃情報もなく、当該編成がいつ来るのか全く解らない。まぁ2時間も居れば会えるだろう、と気楽な気持ちで待つことにした。
先方の踏切が点灯したので具合を確認するため、カメラを構える。後方より松戸行きの電車がゆっくりと通過したので、これだったのかなと気を緩めたその時、前方から8502Fがやって来たではないか!ぶっつけ本番になりそうだ。どおりで踏切近くに一人同業者らしき人が見えた訳だ。
出来を見ると、もっとズーミングしてもよかったが記録には十分。思ったより早く捕獲に成功。
これで撤収ではあまりに早いので、もう少し居ることに。新京成に関する予備知識は多少あっても車両の知識はほとんどなく、とりあえずやって来る車両はすべて撮る。10分ヘッドなので撮るには好都合だ。1時間も居ると大体の主要車両はわかった。
全部6両編成だと思っていたが、8両が入り混じって走っているので撮影の際はその都度ズームで調整。6両・8両の運用に違いはあるのかな?京成には6両しか乗り入れていないようだが。
8時過ぎに移動しようとしていたが、干支をあしらったHMを付けた同じ8000形8512Fが上ったので、その返しを撮った後とする。すぐ戻ってきて撮影、これにてHM編成はコンプリート。次の場所に向かう。
北松戸~馬橋間は大きく緩やかにカーブするポイント。203系が残り少なくなった頃、数多くここでの画像が出ていた。この時にここを通りかかったが、車内から結構な数で同業者が見え、今度行ってみようと思っていた場所。
5分程で到着、周囲を散策。思った以上に緩やかなカーブ。フェンスはあるが脚立で十分クリアできる。さて何処にセッティングしようか、とブラブラし結局某PCショップ前付近に三脚を立て、緩行線に狙いを定めてセッティング。E657系が続々甲種回送され、651系が置き換わるとのことから、こちらも撮っておきたいネタではあるが、今日はついでに撮る程度。
というのも東京メトロ16000系がローレル賞を受賞し、記念HMを掲示して走っている光景を先日の小田急撮影時に見かけた。なかなかかっこいいデザインで、編成にマッチしていたのでこれを撮ってみたかった。
しかし初めての場所でカメラの具合もなかなか定まらない。小生好みのアングルにすべく、当初50Dに300㍉を付けていたがズームしすぎ。で1Dに変えてみると、今度はズームが足りない。結局ベストカットは50Dに70~200の×1.4テレコンで落ち着いた。何度も調整の上、やっと思い通りのカットを16103Fで撮影(16000系も初期と現在では貫通扉の位置が違うことをこの時知った。因みに当該編成は初期型)。
合間に何度か常磐快速線を撮影したが、ピント調整が上手くいかなかったので次回の課題とし、UPせず。ということで、ここも今後通うことが決定…
3月17日ダイヤ改正に消滅する系統・車両を今のうちに抑えておきたいが、広範囲に亘るので計画を立てにくい。都合もあり難儀しそうだが効率よく、尚且つ家族に迷惑をかけない範囲で出撃したい。
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