真岡鉄道と連接バス
会社の知人H氏より、真岡鉄道SLとリムジンで使用していた連接バスを見学するツアーを企画したとのことでお誘い頂き、参加することにした。
行程は下館⇒真岡までSLに乗車、真岡の近くに個人が所有している連接バスを見学した後、宇都宮市内で餃子を食べて帰ってくる、というもの。小生はわがままを行ってSLには乗車せず、そのままバスで真岡駅手前まで行かせてもらって先回りし、SLを撮影することにした。
所沢駅530と比較的早い時間に集合、20人乗りの小型バスにて一路下館へ。途中休憩を入れながらゆっくりと進み、下館駅に1000着。皆さんはここで下車しSLに乗車する。小生はそのままバスに乗車して真岡へ。
9月中旬を過ぎたというのに気温は30度を超え、日差しも強い。予め目星をつけていた場所の近くでバスを降りる。寺内側は有名なポイントでここで撮影したかったのだが、真岡駅が待ち合わせ場所のため遅れてしまうので断念。
ポイントに着き見渡すと日差しを遮るものは何一つない。場所も妥協してここを選んだがあまりよくなかった。しかも飲み物も車内から持ってくるのを忘れてしまった…通過まで30分以内とはいうものの、熱中症になってしまわないだろうか?
先行する単行の普通列車を撮影してアングル調整。もっとも単行なのであまり参考にならなかったが。
暫くして乗車しているH氏から寺内駅を通過したとのメール。再度アングル確認。すると遠くから汽笛が聞こえてきた。先日上越線に訪問した際に聞いたD51の汽笛とは違ってかわいい音。踏切が鳴り、風にそよぐ稲穂の中から姿を現す。駅も近いためか既に絶気状態で煙は皆無。出来はまぁまぁ。車内を見たが皆さんがどこにいるのか分からない位に乗客がいるのに驚いた。てっきり客車は冷房付きだと思っていたが、窓をあけているのが見え、非冷房だったとそのとき気がついた。同乗車のS氏にウソをついてしまった(ちゃんと誤りましたが)。
急いで撤収し暑い中、早歩きで真岡駅に向かう。
15分程で大汗をかいて真岡駅に着くと、皆さんも丁度バスに乗り込むところだった。無事合流し連接バス見学場所に向かう。
20分程で到着するとのことで、途中車内でH氏より車の説明を受ける。つくば万博時代に走っている記憶は何となく残ってたが、リムジンバスで走っていた記憶は薄い。
現地に着くと所有者の方が整備されているところだった。早速実車を見学。お世辞にも綺麗とはいえない車体のバスが、エンジンが普通に掛かって、車庫内をうねるように曲がって動く姿を見て感動。特に中の後方から前方を見た様子はバスではなく電車の感覚。現役で走っている幕張や神奈川で乗ってみたくなった。
それにしても連接バス以外にも数台所有されていて、これらを維持するには資金が大変そうだが、本当に好きであれば何でも出来るんだな、と思った。
この後は宇都宮駅へ移動し餃子を食すことに。駅東口側は開発途上のようで駅前に餃子店が2つあったのには驚いた。そのうちの一軒に入る。店内はお昼の時間は過ぎていたにもかかわらず、お客さんが多かった。餃子ならばお腹いっぱいでなくても入るからなのかな…
餃子コースを食した後、駅前を見渡してみる。近くには宇都宮運転所があり、休憩している車両が見えた。その中にEF8195とEF651107の姿が。この後の行程は西口側で市内観光(といっても少しマニアックな模型店へ、というものだった)に行くことになっていたので西口へ向かってみるも、そのお店がここから離れすぎており、時間が足りないため断念した。その代わりに戻ってくる際、EF8195をスナップしたかったので運転所に向かう。
皆さんも西口側の観光には間に合わなかったようなので全員集合後、改めてバスで向かい見学。しかし店内は小生とは路線が違うものが多かった…
そうは言っても、今回の旅行はなかなかおもしろい行程だった。SLも見れたし旧車も見れたし餃子も食べたし。また機会があれば参加させて頂きます。
明日は起床できれば出撃予定だが、結構疲れたので難しいかな…
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